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Web サイトの運用で、お知らせ一つ追加するのに毎回見積もりが要る

お知らせを1つ追加したいだけなのに、依頼先と連絡が途絶えがちで、気が引ける。ちょっとした文言修正のたびに見積もりが来て、納期の調整があって、結局そのまま忘れられる。保守費は払い続けているけれど、何をしてもらっているのか、よく分からない。

公開してから半年、一年と経った Web サイトについて、こうしたご相談を聞くことがあります。サイトは生きているはずなのに、誰にも世話されていない、という状態です。

なぜ、運用は止まりがちなのか

Web 制作という仕事の多くが、「作って納品して終わり」というかたちでできているからだと思います。

納品後の運用は、別契約として用意されていることもありますが、内容や費用が曖昧なまま走り始めることが少なくありません。

作り手の側からしても、納品後の運用はルーチンで売上も大きくないので、関心は次の新規案件に向かいやすい。サイトは一度動き出してしまえば、放置していても「とりあえず動いている」状態が続くので、後回しにしてもすぐ問題にはなりません。

依頼する側も、何かが大きく壊れたわけではないから、強く突っつくほどでもない。お互いの関心がじわじわ離れていって、気付いたら数ヶ月、誰も世話していない、ということが起きやすいです。

私の場合は、こうしています

私は、Web サイトは作って終わりではなく、そこから先のほうが長いと思っています。だから、納品後の運用にも同じ人として関わり続けます。

具体的にやっているのは、地味なことです。

  • 月額の運用プランは、同じ人(私)がずっと担当する
  • 文言修正やお知らせ追加、画像差し替えなど、ちょっとしたものは見積もりを挟まずに通す
  • 月に1回、その月に何をしたか、何が起きているか、次に提案したいことを文書にして共有する
  • 依頼を待つだけではなく、気付いたことはこちらから提案する

これも派手なことではないです。ただ、依頼する側からすると、いつでも頼める、何が起きているか分かる、相談すれば返ってくる、という状態を続けるだけで、サイトの居心地はずいぶん変わると思います。