Web 制作・システム開発の外注で、返事を待つ時間がいちばんしんどい
金曜の夕方に出した質問の返事が、翌週水曜まで返ってこない。打ち合わせで決めた次の議題リストを送ったのに、既読すら付かない。「順調です」と聞いていたのに、納期の1週間前になって、「あと2週間ほしい」と急に伝えられる。
Webサイトやシステムを外注したとき、こういう経験をしたことはないでしょうか。
「コミュニケーション不足」と一言で片付けられがちな話です。でも、依頼する側からすると、コミュニケーションそのものよりも、話が止まっている時間のほうがしんどいことが多いと思います。次の判断ができない。社内に説明できない。本当に進んでいるのか分からない。不安だけが少しずつ溜まっていきます。
なぜ、話が止まりやすいのか
これは外注先の能力やまじめさの話というよりは、構造の話だと感じることが多いです。
会社に依頼するときは、営業の方がいて、進行管理の担当者がいて、その先に実装する人がいます。情報は伝言で動くので、どこかで詰まると全体が止まります。担当者が複数の案件を同時に抱えていれば、優先順位はそのときどきで動きます。誰かが体調を崩したり、辞めたりすると、引き継ぎのぶんだけ間が空きます。
個人に依頼するときも、似たことは起こります。窓口がひとりに集中している分、その人の事情が直接プロジェクトに反映されます。
別に誰かを責める話ではなくて、ふつうに起きることだと思います。
私の場合は、こうしています
私はひとりで企画から運用まで通すので、そもそも伝言が発生しません。連絡は自分から自分に届きます。
そのうえで意識しているのは、技術的な何かではなくて、もっと地味なことです。
- 進捗は、聞かれる前に伝える。順調なら順調と、止まっているなら止まっていると
- 都合の悪い見込みも、見えた時点で共有する。あとで「実は」と言いたくない
- 返事に時間がかかるときは、せめて「いつ返せるか」だけは先に伝える
- 打ち合わせの議事録と次のアクションは、その日のうちに文字で残す
派手なことではないです。むしろ、エンジニアとしての技術力以前に、ビジネスとして当たり前にやっているだけのことだと思っています。