自作LINEスタンプの販売申請方法

2021/09/12に公開 (2年近く前)

自作のLINEスタンプは販売申請をして審査に通らないと販売できません。申請は、LINEクリエイターズマーケットのサイト、または、LINE公式アプリのLINEスタンプメーカーからできます。

今回は例として、LINEクリエイターズマーケットから申請する手順をご紹介します。

アカウント登録をする

LINEクリエイターズマーケットを初めて利用する場合、アカウント登録が必要です。

登録するにはLINEアカウントの情報が必要になるので、LINEのアプリをダウンロードして登録しておきましょう。

※メールアドレスやパスワードの設定がお済みでない方は、LINEアプリホーム画面右上にある「設定」→「アカウント」から設定できます。

LINEアカウントの準備ができたらLINEクリエイターズマーケットにアクセスし、「登録はこちら」から必要事項を記入して登録します。

スタンプ情報の登録

アカウント登録が完了したらログインし、マイページに入ります。

そして、マイページの「新規登録」をクリックし、「スタンプ」を選択し、項目に沿ってスタンプ情報を入力していきます。

【スタンプの詳細】

スタンプの詳細についてです。

スタンプの種類

自分が作成したスタンプの種類を選択します。執筆時点で、LINEスタンプの種類は以下の7種類です。

  1. 通常スタンプ
  2. アニメーションスタンプ
  3. カスタムスタンプ
  4. メッセージスタンプ
  5. BIGスタンプ
  6. ポップアップスタンプ
  7. エフェクトスタンプ

以下、通常のスタンプを選択した場合を説明していきます。

タイトル(英語)

英語のタイトルを入力します。スタンプの内容に合ったタイトルにしましょう。

※「スタンプ」の英語表記は「Sticker」となりますのでご注意ください。

スタンプ説明文(英語)

英語の説明文を記入します。簡単なものでも大丈夫ですので、英語が苦手な方はGoogle翻訳など使って入力していきましょう。

言語を追加

日本人向けに販売するのであれば、ここで日本語の言語を追加します。追加したら英語と同じようにタイトルと説明文を入力します。

【販売情報】

販売情報についてです。

コピーライト

コピーライトとは、著作権者や著作物の発行年などに関する表示です。

「©」「Copyright」「(C)」などの記号のあとに、年号と作成者名を書くのが一般的です。

(例)©2021ringo

テイストのカテゴリ

作成したLINEスタンプに合ったテイストを選択します。

キャラクターカテゴリ

作成したスタンプのキャラクターを選択します。

名前などを含むスタンプを販売する場合は必ず「名前・名字」を選択しましょう。

プライベート設定

LINEスタンプを全体に向けて販売する場合「ショップ公開」、身内だけでスタンプを使いたいという場合は「非公開」にします。

LINEスタンププレミアム

LINEスタンププレミアムとは、LINEスタンプが使いたい放題になる定額制サービスです。

「加入する」を選択するとLINEスタンププレミアムに参加してるユーザーが自由にスタンプを使えるようになります。

※販売開始後180日以上経過したスタンプが対象となります。

販売エリア

スタンプを販売するエリアを選択します。スタンプの内容によっては、宗教や文化の違いから販売できない地域もあります。

販売できない地域を選んでいるとリジェクト対象となりますので、リジェクトされたくない場合は販売エリアを日本国内など限定することをオススメします。

特集企画

その時開催している特集企画に参加するかどうかを選択します。参加したい企画がある場合は、それぞれの企画説明下部にある「参加する」を選択します。

LINE Creators Collaboration

権利者からLINEスタンプへの使用許諾を得たキャラクターをLINEクリエイターズスタンプとして制作・販売することができる「LINE Creators Collaboration」のスタンプかどうかを選択します。

スタンプ無料お試し機能

「スタンプ無料お試し機能」に参加するかどうかを選択します。

「参加する」を選択すると、LINEのトークルーム内のサジェストで無料お試し対象としておすすめされ、1ユーザー1スタンプにつき1回無料で送信することができます。

露出の機会を増やしたいという場合におすすめな機能です。

ただし、様々な条件がありますので記載されている説明文をよく読んで参加しましょう。

【ライセンス証明】

ライセンスについてです。

写真の使用

スタンプの中に写真を使用しているかどうかを選択します。1枚でも使用している場合は「使用している」を選択します。

ライセンス証明書

自分以外が作成した著作物を使用している場合は、ライセンス証明書などの契約書が必要になりますのでダウンロードして記入します。

ファイルの添付

ライセンス証明書などの契約書がある場合はここから添付します。

作品が確認できるURL

もし作品が確認できるWebサイトやSNSなどがある場合はそのURLを記載します。

その他、補足事項

その他、スタンプに関して補足事項があればこちらに入力します。どういった意図があって作成したスタンプなのかなどを追記しておくと審査が通りやすい場合もあります。

画像のアップロード

スタンプ情報の入力ができたらスタンプ画像をアップロードしていきます。

「スタンプ画像」のタブを選択し、「編集」をクリックします。

ZIPファイルでまとめてアップする

画像をZIPファイルにまとめてある場合は、「ZIPファイルアップロード」からまとめてアップすることができます。

※この時ファイルの中身は以下のようなファイル名である必要があります。

  • スタンプ画像 01~04
  • メイン画像 main
  • タブ画像 tab

個別にアップする

ZIPファイルに入れず1枚1枚個別にアップロードする場合は、画像のプレビュー部分にマウスを持っていき「Uplode」を選択します。

画像を削除したい場合は「Delete」で削除することができます。

もしサイズやファイル形式が違っていると下記画像のようにエラーになってしまいますのでご注意ください。

画像のアップロードができたら、透過漏れなどないか最終チェックをしましょう。

タグの設定

「タグ設定」のタブを選択し、それぞれのスタンプの「編集」からタグの設定できます。

それぞれのスタンプに合ったタグを最大3つまで選択することができます。

ここでスタンプの内容に合ってないタグを選択しているとリジェクト対象となりますのでご注意ください。

登録の際にタグ付けしない場合は、承認後から2~3日以内にシステム側で自動設定されますので、ここで無理にタグ設定する必要はありません。

※後で編集することもできます。

販売価格の設定

「販売価格情報」から販売価格を設定します。

価格は120、250、370、490、610円から選択できます。

スタンプの数や種類に限らず好きな価格を選択できますが、手軽に購入してもらえる120円で販売されているものが多いです。

リクエスト

すべての入力が完了したら、ページ上部の「リクエスト」をクリックします。

これで販売申請は完了です!

もしリジェクトされてしまった場合は修正して再度リクエストしましょう。

無事審査が通れば、ページ上部の「リリース」ボタンをクリックして販売を開始することができます。

まとめ

LINEスタンプは申請すれば必ず販売できるわけではありません。規約に違反しているものはリジェクト(審査落ち)対象となるため、修正して再申請が必要です。

規約違反していないか、申請前にLINE公式のガイドラインを読んで確認してから申請することをおすすめします。

当サイトからお問い合わせいただければ、審査が通るまでサポートしますので、申請が面倒、ちゃんと申請できるか不安、という場合はお気軽にお声がけください。

最後まで記事をお読みいただきありがとうございます!ご質問やご依頼など、お気軽にください!

Ringorin