Vercel, Netlify, Cloudflare Pages 課金するならどれ?

公開日:2023/7/21更新日:2023/7/21

サーバーサイドの機能を持つWebサイトを無料で運営する場合、VercelNetlifyCloudflare Pagesが主な選択肢になりますが、無料ならではの制限も当然あり、課金しなければいけなくなった場合、私ならどれに課金するか考えてみました。

1ドルの差でNetlify

結論から言うと、課金するならNetlifyにします。

理由として、無料プランの場合は各サービスで明確な差がありましたが、課金する場合はその差がなくなり、どれを選んでも同じになるからです。であれば、月20ドルのVercelやCloudflare Pagesではなく、1ドル安い月19ドルで使えるNetlifyでいいかなと考えました。

Cloudflare Pagesは無料プランで使うならベストな選択肢なんですが、Pages Functionsの制限解除やNext/Imageコンポーネントの最適化機能を目的に課金するにはややハードルが高いと感じます。

Vercelに関しては、開発体験も良く、Next.jsのプロジェクトが多い場合は特に良い選択肢だとは思いますが、JAMstackサイトのホスティング程度であればオーバースペックな気もするので、長期運用を考えると、1ドルの差ですが料金が安いNetlifyで十分かなと結論付けました。

これはあくまで執筆時点の話で、今後、月10ドルの安いプランが登場したり、各社のサービス内容に明確な差が生まれれば状況は変わってきますが、現状の私の見解は以上です。

他の選択肢

など、他にも選択肢はありますし、SSG(静的サイト)であればさらに選択肢が増えます。

ここら辺は、どこに重きを置くかでベストな選択肢が変わってくると思いますが、お金をかけないように時間をかけて頑張る本末転倒なパターンにならないように選びたいところです。

その意味では、Vercel、Netlify、Cloudflare Pagesなどに月20ドル前後のお金を払うのが最もコスパが良い気もします。